礼拝個所での「ディスタンス保持」が解除に-2022/04/03
2022.04.03 コロナイスマイル・サブリ首相は4月1日からモスク、スラウ、非ムスリムの礼拝所での「会衆祈祷活動」について、ソーシャル・ディスタンスを取ることなく許可すると発表した。
これは、マレーシアの新型コロナ感染対策のフェーズが「エンデミック」へと移行したことを受けたもの。新型コロナウイルスの感染拡大の折、モスクやスラウでの祈祷が許可されていたものの、フィジカル・ディスタンスのルール厳守が求められてきた。
4月1日以降、国内のモスクのイマームは金曜日の祈りを行う前に「サフ(隙間)」を閉じることが許されるようになった。
ただ、一部の礼拝参加者は、他の参加者とやや離れた場所に礼拝マットを敷くこともあった。こうした人々はイマームから注意を受けた後、マスクを着用するなどの標準作業手順(SOP)を守りながら、他人の距離をコロナ禍以前のように接近してお祈りをするよう促されたという。