保健相、アストラゼネカにコロナワクチンの安全性確認を要請へ

ドズルケフリ・アフマド保健相は英製薬大手アストラゼネカが生産した新型コロナワクチン予防対策ワクチンに対する有害反応に関して、安全性に対する市民の懸念が高まる中、同社から説明を求める意向を明らかにした。

同相は、同社がマレーシアおよび世界中に対して安全性について説明を提供すべきだと述べており、ワクチン投与100万回当たりの副作用リスクは比較的低い0.88であるにもかかわらず、その点についての説明を求めている。

アストラゼネカ製のワクチンが死亡または重大な怪我を引き起こす可能性があるとの主張により、同社は訴訟に直面。現在、英国高等法院で合計51件の訴訟が提起され、請求総額はほぼ1億ポンド（約5億9500万リンギ）に達している。ドズルケフリ保健相は、「症状の証拠に基づいて本件に対処し続ける」と述べている。