スランゴール州６郡にＭＣＯを導入　5月6日～17日まで（更新）-2021/05/05

イスマイル・サブル上級相兼国防相は5月4日、感染者の多いスランゴール州６郡に活動制限令（MCO）を再び導入すると発表した。期限は5月6日から5月17日まで。
対象となるのはフル・ランガット、プタリン、ゴンバック、クラン、クアラ・ランガット、セパンの６郡で、州の大半がMCO地域となった格好だ。同州政府の提案により国家安全保障協議会が承認したと同相は説明した。
同州北部地域のクアラ・スランゴール、サバ・ブルナン、フル・スランゴールの３郡は「条件付き活動制限令（CMCO）」となる。　　
経済セクターについては営業を認めるとしたものの、標準運用手順（SOP）をしっかりと順守するよう求めた。MCO地区のSOPについては現在クランタン州やクダ州の一部などに出されているMCO地域向けのSOPと同じと説明した。これには緊急時や通勤以外のMCO対象地域間の移動の禁止が含まれる。また、飲食店の営業時間は午前6時から午前0時までの間のみ認められる。
MCO地域で求められている在宅勤務については近く通産省が対象となる経済セクターを発表するという。