サラワク州とサバ州　17日までCMCOを続行-2021/05/12

サラワク州災害管理委員会（SDMC）は5月11日夕方、全国で12日から発令される活動制限令（MCO）を導入せず、現在の「条件付き活動制限令（CMCO）」を17日まで続けると発表した。
SDMCは「標準運用手順（SOP）は厳しくする」と述べ、レストランや屋台での飲食は禁じ、持ち帰りとデリバリー、ドライブスルーのみを認めることも明らかにした。また、新たなSOPは近く発表するとも述べた。
一方、サバ州政府も17日までCMCOを続行させることも明らかにした。11日の国家安全保障協議会で承認を得たとマシディ・マンジュン新型コロナ関連スポークスマンは述べた。
現在適用されているSOPをそのまま維持し、必要とあれば改定していくとも述べた。地区間の移動は禁じられるが、レストランでの飲食は許可され、午前0時までの営業も認められている。また、同州では断食明け大祭（ハリラヤ）時の家族や親戚の集まりは認めるが、同地区から最大10人まで2時間（午前9時～午後9時の間のみ）に限定。前夜の12日夜も集まりを認めるが、家族6人までで45分のみに制限するとも同氏は述べた。