低リスク隔離センター 収容能力の60%に到達-2021/06/12
2021.06.12 コロナ国家災害管理庁(NADMA)は6月11日、全国にある新型コロナウイルス陽性者向け低リスク隔離センターの収容能力が60%に達していることを明らかにした。同庁のアミヌディン・ハシム長官が述べた。
同長官は各センターでは20%のスペースがまだあり、これを今後拡大する方針だ。また、感染者の増加で収容能力の80%に達した場合、全国にある360カ所にある公共研修所(ILA)を隔離センターに切り替えたい考えも示した。一部のILAはすでに海外からの帰国者向けの隔離センターとなっている。
同長官はまた、首都圏とジョホール州ジョホールバルの人口密度が高いため、特にこの地域で感染者数を注視しているとも指摘。これらの地域で隔離センターの新たな場所の確保も検討していく考えだ。
低リスク隔離センターは主に無症状の患者を収容している。