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マレーシアの専門家らは、5月29日からの学校休暇中にCOVID-19の感染が広がる可能性があるとして、国民に警戒を呼びかけている。
ウスム大学のウイルス学者クミター・テバ・ダス博士によれば、人の移動や集まりが増えると感染リスクが高まるが、現在流行しているJN.1変異株は既に広く出回っているため、急激な感染爆発の可能性は低いという。
一方、近隣のシンガポールで感染が増加しているのは、JN.1の派生型「LF.7」や「NB.1.8」によるものとされる。
LF.7は昨年マレーシアでも確認されており、多くの人がすでに免疫を持っている可能性がある。
博士は、高齢者や子どもを守るためにも、必要に応じてマスクを着用するなど、引き続きの対策を呼びかけた。
ペナン病院のチョウ・ティン・スー医師も、症状がある時は外出を控え、マスク着用や手洗いを徹底するよう求めた。
また、政府クリニックではワクチン接種が可能で、MySejahteraアプリで予約ができるという。
保健省の発表によると、全国の感染状況は警戒基準を下回っており、各州でも大きな問題は確認されていない。
ただし、当局は今後も監視を続け、必要に応じて対策を講じるとしている。