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マレーシア保健省は、2025年に入って初めての新型コロナウイルスによる死亡例が確認されたことを明らかにした。
死亡は疫学週第24週(6月8日~15日)中に発生し、故人は心臓病と糖尿病という深刻な基礎疾患を抱えていたうえ、2回目のブースター接種を受けていなかったという。
同省は声明で、今回の死者数は前年(57人)と比べて大幅に減少しており、感染対策が効果を上げている証拠であると強調した。
また、第24週には6人が基礎疾患によりICU(集中治療室)に入院したが、すべての症例に対し適切な医療措置が講じられ、全員がICUから退室。
うち4人はすでに退院し、残る2人は一般病棟へ移された。
なお、第24週における新規感染者数は3,379人で、前週(2,011人)から68%の増加がみられたものの、同省は「状況は引き続き管理下にある」として、過度な不安を避けるよう呼びかけている。