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新型コロナウイルスの感染リスクは現在も続いており、特に高齢者や基礎疾患のある人などリスクの高い層に対して、最新の変異株に対応したワクチンの接種が推奨されている。
家庭医療専門医でMedical Mythbusters Malaysiaの副会長を務めるメガット・モハマド・アミルル・アムザル・メガット・ハシム医師は、「2021年当時に接種されたワクチンは、現在流行している変異株に対して十分な防御力を持たない」と指摘した。
保健省も同様に、以下のような人々に対してブースター接種を行うよう勧告している:
- 海外旅行を予定している人
- 大規模なイベントに参加する人
- 高齢者や免疫力が低い家族と同居している人
2025年1月以降、国内では11,000件を超える新規感染が報告されており、現時点で警戒レベルには達していないものの、再拡大を防ぐためには引き続き警戒が必要とされている。
メガット医師は、「ワクチンを接種した人は、重症化や『ロング・コビッド』などの後遺症のリスクが低く、回復も早い傾向がある」と述べ、症状が現れた場合は早期の検査が極めて重要だと強調した。
主な症状には、喉の痛み、倦怠感、発熱、筋肉痛、腹部の不快感などがあり、これらの兆候がある場合は、家族や地域社会への感染拡大を防ぐためにも迅速な検査が求められる。
また、軽度な症状であっても重症化するケースが少なくないため、「早期の検査と最新型ワクチンの接種が、家族や地域社会を守る最も有効な手段である」と訴えた。
加えて、最新の症状やワクチン接種情報、検査センターの場所などについては、MySejahteraアプリを通じて確認できるとし、アプリを活用して自身がブースター接種の対象かを調べ、予約を行うよう呼びかけている。