ジョホール州、データセンター建設42件を承認 — デジタル経済の中核へ

ジョホール州政府は2025年第2四半期に、データセンター建設プロジェクト42件を承認。
これにより同州は、マレーシアのデジタル経済の拠点としての地位を強化しつつある。

これらの施設は、ジョホール・シンガポール経済圏（JS-SEZ）や「ジョホール・デジタル計画」など、州の経済戦略を支える中核インフラ。
特にクライ、セデナック、パシールグダンなどの産業地区に優先配置されており、7,600エーカー以上がデータセンター用に確保されている。

一方、住宅地とのトラブルを避けるため、都市部（ジョホールバルやイスカンダル・プテリ）では新規承認を制限。
承認手続きは、環境や技術基準に基づいた厳格な審査が行われている。