政府、さらなるクラスター拡大に危機感
2020.04.06 コロナ 保健省のノール・ヒシャム事務次官は4月6日、海外からの帰国者がさらに新型コロナウイルスをクラスター感染させる可能性があると危機感を強めていると述べた。
同次官は1580人目の感染者がイタリアから帰国したことを当局に告げていなかったことを明らかにした。この感染者はその後、37人に感染させてしまい、うち5人が死亡、1人が重症だという。今後もこうしたケースが出てくる可能性も捨てきれず、政府は頭を痛めている。
シンガポールからマレーシア人の帰国が許可され、また今後も他国から帰国する者もいる。このため、帰国者は検査を受け、さらに自宅や所定の施設で14日間の隔離をするよう改めて求めている。