マリンドエア、全便を4月末まで運休
2020.04.08 コロナ マリンドエアは4月7日、全便を当面4月末まで運休することを決めた。同社のムシャフィズ最高経営責任者(CEO)が明らかにした。
CEOは「5月も同じ状況だとみている。今月内に見極めるが、運航したとしても5月のフライトも限定的になるだろう」と述べた。
同社の従業員に対しては先に無給の自主休暇を取るよう促している。全便の運休により、4月中は客室乗務員の大半が無給休暇となる。また、4月からは部門長が指定した従業員のみ出勤し、日割り計算で給与を支給すると説明。同社は売上を出せない状況に陥っているため、当面はこの形で進めるとし、フライトの全便再開もいつになるかわからないとしている。
CEOはさらに、財務省に資金援助を求める協議を今後行うとも話した。
マレーシア国内の航空会社が全便運休を決めたのはエアアジアに次いでこれで2社目。マレーシア航空はかろうじて減便して飛ばしているものの、国内の空は飛行機がほとんど飛ばない状況が当面続きそうだ。