シンガポールとを結ぶRTS、37億リンギをマレーシア負担-2020/08/07
2020.08.07 経済・現地企業ウィー・カーション運輸相はジョホール州とシンガポールを結ぶ高速鉄道輸送システム(RTS)について、総建設費100億リンギ弱のうち37億リンギをマレーシア側が負担することになると明らかにした。
RTSはジョホール・バルのブキ・チャガールからシンガポールのウッドランドをつなぐ全長4キロの高架鉄道でうちマレーシア区間は2・7キロ、シンガポールは1・3キロ。起終点にそれぞれ税関・出入国管理・検疫(CIQ)を設ける。また車両基地はジョホール・バル側のワディハナに設けられる見込み。
RTSの所要時間は10分で1時間当たりの輸送力は1万人に達し、両国を繋ぐコーズウェイの渋滞緩和の一環として敷設される。運行が2026年末になる見通しで、着工は2021年1月の予定。