エアアジアX、利用客数大幅増に＝10～12月

格安航空会社（LCC）エアアジアの中・長距離部門エアアジアXは、2022年第6四半期（10～12月）の営業報告を発表した。同社は決算期を変更することから、変則的に2021年7月からの18カ月間を1つの年度とした。
同四半期の総搭乗者数は33万7,638人となり、旅行シーズンのピークに伴い旅行需要の回復が進んだ前の四半期（7～9月）の7万9,557人から4倍以上に増加した。
供給座席数は42万7,384席だった。その結果、ロードファクター（搭乗率）は79％に達した。この数値は、コロナ禍前の2019年10月～12月の81％に匹敵するところまで来ている。
エアアジアXは10～12月に、メルボルン、パース、東京／羽田、札幌／新千歳（すでに休航が決定）、台北、ジェッダ、バリ／デンパサールに就航したほか、シドニー～オークランド線を新規就航した。2022年12月末現在、エアアジアXはソウル、シドニー、シドニー～オークランド、メルボルン、バリ／デンパサールなどの主要目的地に毎日フライトを運航している。