モハマド・サブ農業・食料安全保障相はこのほど、2022年のドリアンの輸出額が5700万リンギにとどまり、前年比38%減になったことを明らかにした。
2022年のドリアン輸出量は1880トン。
2021年は4746トンだった。
主に中国への輸出量が2021年の3406トンから2022年には930トンと大幅に減ったことが響いた。
マレーシアではドリアンの果実のほか、ドライフルーツなどドリアン関係製品を生産している。
また、政府は「ドリアン外交プログラム」を実施し、ムサン・キングなど高級ドリアンを宣伝してきた。
ムサン・キングの売上は2018年から2021年にかけて183%増を記録したという。
このプログラムの結果、日本では日本ドリアン普及協会が2021年2月に発足につながったとも同相は指摘した。