5月の製造業PMI、4月から低下

2023年5月のS&Pグローバル・マレーシア製造業購買担当者景気指数（PMI、季節調整済み）は、47.8となり、4月の48.8から低下した。

今年1月以来の最低となり、景気の分水嶺となる50.0を下回っている。

業況は製造業企業にとってさらなる課題があることを示している。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミクス・ディレクター、アンドリュー・ハーカー氏は今回の結果について「マレーシアの製造業は現在、明らかに厳しい状況にあり、最新のPMI調査でも需要の低迷が広く報告されている」と述べた。

この結果、第2四半期の国内総生産（GDP）成長率は第1四半期に記録した前年同期比5.5％前後になるという。