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通産省(MITI)は6月20日、今年5月の貿易総額が前月比2%減の2238億リンギになったと発表した。
同比でマイナスになったものの、37か月連続の貿易黒字を記録した。
マレーシアからの輸出額は1196億1000万リンギで、前月比で0.7%減だった。
一方、輸入額は同比3.3%減の1041億900万リンギだった。
貿易総額が同比で減った理由は、世界での需要の鈍化と商品価格の下落のためと同省は説明した。
貿易総額は減少したものの、中国や米国、日本といった主要貿易国への輸出は拡大した。
輸出品目の中では石油製品、電気・電子(E&E)製品、機械・設備・部品、加工食品がそれぞれ増加した。
ただ、輸入額は3か国とも前年同期比で減少した。
マレーシアの貿易総額の6%にあたる日本との貿易額は134億5000万リンギの前年同期比0.2%増。
日本からの輸入額は62億8000万リンギと前年同期比で1.9%減と振るわなかったものの、日本への輸出額は、堅調な原油と液化天然ガス(LNG)に支えられ、2.1%増の71億7000万リンギを記録した。
今年1~5月の貿易総額は1兆リンギを突破して1兆660億リンギ。
ただ、前年同期比で1.7%減となった。