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マレーシア中央銀行のバンク・ヌガラは7月6日、金融政策委員会を開き、翌日物の政策金利(OPR)を3.00%に据え置くことを決定した。
現在のOPR水準での金融政策スタンスはやや緩和的であり、引き続き景気を下支えしており、引き続き将来の金融不均衡のリスクは限定的だと見ていると同委員会はコメントした。
また、力強い労働市場の状況に支えられた堅調な内需にけん引され、世界経済は拡大を続けているとも付言。
ただ、世界経済の成長はコア・インフレの持続と金利の上昇により、依然として重荷となっているとし、中国経済についても懸念を示した。
中国経済は世界経済を下支えしているものの、「その回復ペースはここ数か月で鈍化している」とも指摘。
コアインフレは依然として過去の平均を上回っており、各国の中央銀行の金融政策のスタンスは引き締めたままになるだろうとも説明した。
マレーシアの年内の経済成長については、家計支出が特に国内向け部門における良好な労働市場の状況に下支えされ続け、回復力のある内需によってけん引され続ける見通しだとも述べた。