関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
ビール大手のハイネケン・マレーシアは8月16日、今年第2四半期(4~6月)の中間決算を発表した。
これによると、売上高が3億8985万リンギにとどまり、2021年第3四半期以来の最低になった。
今年第1四半期の売上高は7億4022万リンギ。このときは春節(中国正月)のために高い数字が記録されたが、第2四半期はその反動で売上高が鈍化した。同期の純利益は9047万リンギで前期比で17.7%減。ただ、前年同期比では5.11%増となった。
また、税引き前利益も前年同期比7%減の1億1890万リンギにとどまった。
収益は5億6924万リンギで、同比で11.69%減を記録。
生活費の上昇と為替変動による消費者心理の低迷が原因だと同社は分析している。
同社のローランド・バラ社長は「消費者が財布のひもを緩めることに慎重な姿勢を崩していない」と指摘。厳しい市場に備えるため、コストの最適化に注力し、組織全体の効率化を推進するとも述べた。