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配車サービスなどのGrabは9月5日、中銀バンク・ヌガラからデジタルバンク「GX銀行」の事業認可を取得したと発表した。デジタルバンクの認可申請は5社あったが、第1社目の認可となった。
GXバンクは、シンガポールで運営しているGXSバンクの子会社。この子会社はGrabとシンガポールの大手通信のシンガポール・テレコミュニケーション社の合弁会社で、世界富豪の1人であるロバート・クオック氏のクオック・グループからも投資を受けている。テクノロジーとイノベーションを活用し、サービスが行き届いていない個人や零細・中小企業のニーズにGXバンクは応える。銀行アプリや複数のプラットフォームを通じて、365日24時間のカスタマーサポートを提供するとしている。
就任したGXバンクのペイ・シライ最高経営責任者(CEO)は、「銀行業務を再定義し、マレーシアの金融環境の再構築を行いたい」と抱負を語った。本格的なサービス開始の前に、まずは投資関係会社の従業員を中心にGXバンクのアプリを利用してもらい、改良を行っていく。