7月の天然ゴムの生産量　前年同月比で24.6％減

マレーシア統計局は9月8日、7月のゴム統計を発表した。これによると、同月の天然ゴムの生産量は2万8533トンにとどまり、前年同月比24.6％減となった。前月比でも4.5％の減少となった。

天然ゴムの備蓄量は14万3840トンとなり、前月比から9.9％落ち込んだ。加工業者が全体の87.9％と大きく占め、ゴム手袋工場など消費者向けの工場が11.9％だった。

輸出量は5万1785トンで、前月比6.0％増。中国への輸出が42.8％を占め、次いでドイツの9.5％だった。また、輸入は5万5582トンで、前月比22.4％増えた。タイとフィリピンからのゴムの輸入で55％を占めた。

国内消費は前月比7.6％アップの2万7101トン。ゴム手袋が1万8195トンとなり、次にタイヤ・チューブが3216トン、ゴム糸が2055トンなどとなった。