関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
マレーシア投資開発庁(MIDA)は今年上半期(1~6月)に承認された投資総額が前年同期比7.5%増の1326億リンギ(283億米ドル)に達したと発表した。
最も多かったのはサービス業の824億リンギ。製造業(449億リンギ)、第一次産業(53億リンギ)と続いた。承認事業件数は2651件。こちらは前年同期比34.8%増となった。5万1853人の雇用創出が見込まれるという。
国内直接投資(DDI)は投資総額の52.2%にあたる693億リンギで、海外直接投資(FDI)は47.8%の633億リンギだった。
また、FDIの上位5か国はシンガポール(137億リンギ)、日本(91億リンギ)、オランダ(90億リンギ)、中国(84億リンギ)、英領バージン諸島(71億リンギ)。
国内で最多の投資先はクアラルンプールの317億リンギ。次にスランゴール州(297億リンギ)、クダ州(146億リンギ)、ジョホール州(142億リンギ)、サバ州(90億リンギ)と続いた。
トゥンク・ザフルル通産相は「世界的な需要減速や主要市場における金利上昇にもかかわらず、マレーシアが投資誘致に成功した」と述べた。また、下半期は力強い成長が見込まれるため、今年の投資目標額は達成できるとの見通しも示した。