BMW　年初から電気自動車1600台以上を販売

BMWグループ・マレーシア社は9月18日、年初から8月までの間に電気自動車（EV）1600台以上を販売したと発表した。2022年のEV販売台数は1557台で、今年はすでにこれを上回った。

同社のハンス・デ・ヴィッサー社長は、マレーシアでの電動化に貢献できていることを嬉しく思うと述べた。

ただ、同社長はEVへの移行に際してEV購入者の多くが「航続距離と充電への不安をもっている」とも指摘。同社は国営石油会社ペトロナスの子会社であるグンタリ・グリーン・モビリティ社と提携し、向こう1年にわたってEV充電を拡充させることも明らかにした。

また、充電の不安を払拭するため、BMWは10月1日から12月31日まで「充電し放題専用パッケージ」を販売する。BMWのEV購入者のうち先着200人まで2400リンギのパッケージを購入すると1年間、全国にある1000か所の同社指定の充電ステーションをいつでも使うことができる。