米国の大手機械のアルトン　ジョホールに工場設立へ

米国を訪問中のトゥンク・ザフルル通産相は9月20日、同国の家庭・産業用機械などを製造するアルトン・インダストリー社がジョホール州に製造と研究開発拠点を設立すると発表した。同社のデビッド・ルー最高経営責任者（CEO）との会談で決まった。

投資額は5億リンギになる予定で、2024年に工場と開発拠点を完成させる。同社は向こう7年間に20億リンギを超える投資も行い、事業拡大を図る。

同社本社はシカゴにある。集塵機、エアーコンプレッサー、高圧洗浄機など家庭用・産業用機械を生産し、介護用機器の開発や設計も手掛ける。現在、中国・蘇州に大規模な工場をもち、開発設計から生産・販売を行っているが、リクス回避のため、マレーシアに拠点をもっておきたいようだ。