今年の政府補助金総額が810億リンギ超える見込み＝首相

アンワル・イブラヒム首相は10月4日、燃料や電気、食料などへの政府補助金総額が今年は810億リンギを超える見込みだと述べた。2022年は過去最高の800億リンギ弱だったが、今年はこれを超える可能性がある。

政府はガソリン代や電気代、鶏卵や肉などの食品などに対して補助金を出している。

首相は「この数字が高いとはいえ、国民のニーズを見ずに補助金総額を削減することは、特に現在の生活費によって国民に負担がかからないようにするためには、政府が選択することではない」と述べた。

ただ、補助金を出し続けるとどの国も生き残りが難しいため、一部は削減するだろうとも述べた。電気代については富裕層向けに対して補助金を取り消している。