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国民車プロトンなどに出資するDRBハイコムは10月11日、中国の自動車メーカー、浙江吉利控股集団有限公司(吉利汽車)と自動車ハイテクノロジー・バレー(AHTV)プロジェクトの基本協力協定を締結した。
この締結式にはアンワル・イブラヒム首相が臨席した。
AHTVプロジェクトでは新エネルギーで動く車の開発協力、自動車部品工業団地の建設計画、新自動車産業の発展などが含まれ、プロトンの工場があるペラ州タンジュン・マリムで事業を進める。この協定では研究開発センターから支援サービスなど広範囲にわたって自動車やモビリティー・ソリューションのバリューチェーンをカバーするという。
両社は2022年4月に自動車製造ハブの開発に関する覚書を締結。今年4月には北京でこのプロジェクトの合意文書に調印していた。
一方、マレーシアを訪れているタイのセター・タウィシン首相は11日、両社が同国に電気自動車工場を設立させることを検討していることを明らかにした。アンワル首相との記者会見で明らかにしたが、詳細については述べなかった。