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半導体大手のロームグループの子会社であるロームワコー・エレクトロニクス(マレーシア)は10月12日、クランタン州コタバルの工場内の新棟の竣工式を行った。
地上3階の新棟の建物面積は9860平方メートルで、延床面積は2万9580平方メートル。新棟では、今後の需要拡大が見込まれるアナログICの一つ絶縁ゲートドライバーを中心に生産する。2024年10月から稼働予定で、同社全体の生産能力は約1.5倍に増える。
新棟はまた、省エネ技術を用いた設備を導入し、環境負荷軽減にも努める。二酸化炭素(CO2)は従来比で約15%の削減を見込み、災害対策も導入して事業継続マネージメント(BCM)体制の強化をさらに図る。
竣工式にはロームの松本功社長や同州のナサルディン・ダウド州首相、高橋克彦日本国大使らも臨席した。
また、同社は2024年1月に社名を「ローム・エレクトロニクス(マレーシア)社」に変更するとも発表した。