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マレーシア統計局は10月12日、8月の製造業統計を発表した。製造業売上高は前年同月比で3.3%減となり、7月に続き再びマイナスとなった。
同局によると、落ち込みは「石油化学、ゴム・プラスチック」の12.1%減によるものが大きく、3か月連続の2桁減となった。また、「食品・飲料・たばこ」(6.6%減)、「木材・家具・紙製品・印刷」(0.1%減)の減少も悪化の要因となった。
前月比では7月のマイナス2.4%に対し、8月は5.8%と回復した。
全売上高の72.7%を占める輸出産業の8月の売上高は前年同月比6.7%減(7月は同比7.0%減)。一方、内需産業は同比7.2%増にとどまった。
製造業従事者数は236万人で、前年同月の231万人から2.0%増加した。この増加は、主に「食品・飲料・たばこ」(6.2%増)、「木材・家具・紙製品・印刷」(2.6%増)、「非金属鉱物製品・基礎金属・加工金属」(2.2%増)のサブセクターが寄与した。前月比では製造業従事者数は0.6%の微増となった。
雇用者数の増加に伴い、8月の製造業における給与額は前年同月比3.0%増の80億リンギを記録。前月比では79億リンギから0.9%の増加となった。また、従業員1人あたりの平均給与は1.0%増の3,397リンギに上がったが、従業員1人あたりの売上高は5.2%減の6万4660リンギに下がった。