国内の空港を運営するマレーシア・エアポーツ・ホールディングスは10月20日、9月の国内の空港利用者数が約690万人に減少したと発表した。8月は740万人だったため、約50万人が減ったことになる。
国際線の利用者数は330万人で、前月より20万人減少。また、国内線の利用者数は360万人で、こちらも30万人の減少となった。ただ、新型コロナウイルスのパンデミック前の2019年9月比ではそれぞれ79.3%、86.7%の増加となり、利用者数は回復傾向にある。今年第3四半期(7~9月)の利用者数は2170万人に達した。
9月にクアラルンプールで新たに就航した航空会社は、オマーンのサラム・エア、インドネシアのスーパー・エア・ジェット、中国の四川航空の3社。また、12路線が新規就航先となったほか、7路線が再開した。