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インド政府は10月29日、玉ねぎの輸出を制限すると発表した。1トンあたり800米ドルの最低輸出価格を課し、年末まで適用される。
同国政府は「国内の玉ねぎの貯蔵量が減少しており、手頃な価格で十分な供給量を維持できるようにするため」と説明した。
同国政府は今年8月に輸出する玉ねぎに40%の関税を課す措置を出している。デリーでは最大50%まで価格が上昇し、11月もさらに上がるとみられている。
一方、マレーシアでは玉ねぎのほとんどを輸入に頼っている。2022年のマレーシアへの玉ねぎ輸入量は685.4トン。うち62%がインドからが占める。このため、今回のインド政府の措置はマレーシア国内で価格が高騰する可能性がある。