10月の貿易総額　前年同月比2.4％減の2395億リンギに

マレーシア統計局は11月20日、10月の貿易総額が前年同月比2.4％減の2395億リンギにとどまったと発表した。貿易黒字は維持したものの、前年同月比30.3％の落ち込みとなった。

10月の輸出総額は1262億リンギで同比4.4％減。鉱業の落ち込みが激しく、同比21.9％減の87億リンギにまで減った。また、製造業は1076億リンギで同比3.5％減。一方で農業の輸出額は同比3.3％増の89億リンギとなった。

輸入総額は1133億リンギで、同比0.2％の微減。製造業と農業はいずれも増加したものの、鉱業が104億リンギと同比16.5％減となった。

一方、1月から10月までの貿易総額は2兆2000億リンギとなり、前年同期比で8％減。輸出も輸入のいずれも同比で約8％減となった。10か月連続で貿易黒字は記録したものの、同比47.2％減を記録した。