11月の生産者物価指数　2か月連続で下落

マレーシア統計局は12月27日、11月の生産者物価指数（PPI）が前年同月比1.5％下落したと発表した。10月も同比0.3％のマイナスだったため、2か月連続で下落した。

同局は、5セクターのうち「水道供給」（同比1.0％増）を除くすべてのセクターでマイナスになったためと説明した。

最も下落が激しかったのは「鉱業」で、同比および前月比ともにマイナス4.7％を記録した。「製造」も前年同期比マイナス1.4％となった。

加工段階別のPPIでは「中間材料、消耗品、部品」が同比3.4％の下落と大きかった一方、「完成品」は同比1.7％、「加工用原料」は同比0.3％とそれぞれ上昇した。