関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
マレーシア自動車協会は、2023年の国内自動車販売台数が前年比11%増の79万9731台を記録、過去最高になったと発表した。70万台を超えるのは2年連続。1月16日付国営ベルナマ通信が伝えた。
モハド・シャムソール会長は「社会・政治・環境が安定し国内経済が回復傾向にある中、主に乗用車の販売台数が増え、免税優遇措置や価格競争力のある電気自動車などの新車投入、業界のサプライチェーン(供給網)環境の改善も追い風になった」と強調した。
乗用車においては新規登録台数が前年比12%増の71万9160台と伸びた。国営自動車メーカー2社の好調な販売実績によるところが大きく、その結果、乗用車における両メーカーの合計市場シェアは、前年の65.1%(41万8045台)から66.9%(48万1300台)に上昇したという。
一方、外国車の販売台数は前年比6%増の23万7860台となった。
電気自動車、ハイブリッド車、バッテリー式電気自動車の総称である電動自動車(xEV)の販売台数は前年比69%増の3万8214台に急増し、その内訳はバッテリー式電気自動車が1万159台、ハイブリッド車が2万8055台。モハド・シャムソール会長はxEVについて「このセグメントは全体の約5%を占めており、前向きな需要の勢いが継続していることを示している」と述べた。
さらに、世界経済の成長率が2023年の3.0%から2024年には2.9%に減速するとの国際通貨基金(IMF)の予測に基づき、2024年の国内自動車販売台数は7.5%減の74万台になるとの見通しを示した。