ホームマレーシアニュース消費者物価指数、2023年は前年比2.5%上昇
消費者物価指数、2023年は前年比2.5%上昇

消費者物価指数、2023年は前年比2.5%上昇

2024.01.24 経済・現地企業

マレーシア統計局が1月22日に発表した2023年12月の消費者物価指数(CPI、2010年=100)は131.2となり、前年同月比で1.5%上昇した。2023年通年では前年比2.5%上がったものの、前年より0.8ポイント低下した。1月24日付の英字新聞ザ・サンなどが伝えた。

12月のCPI上昇率(前年同月比)は前月から横ばいで推移。CPIを構成する12項目でみると、レストラン・ホテル3.7%、雑貨・サービス2.7%、健康2.5%、食品・ノンアルコール飲料2.3%、教育2.0%、娯楽・文化1.9%、住宅・水道・電気・ガスなどの燃料1.6%、家具・住宅設備1.4%、アルコール飲料・たばこ0.6%、交通0.3%、衣料・靴0.0%の順で、通信はマイナス3.7%だった。同局は「レストラン・ホテルの伸び率の鈍化が全体の押し下げ要因になった」と分析した。

また、都市部と地方はともに1.5%で、州別ではサラワク州(2.4%)、プトラジャヤ州(2.1%)、ペラ州(1.9%)、ペナン州(1.8%)、セランゴール州(1.7%)、ペルリス州(1.6%)が全国水準を上回った。

さらに通年でみるとレストラン・ホテルが5.6%上昇し全体を押し上げ、食品・ノンアルコール飲料(4・8%)、雑貨・サービス(2・4%)などの伸びも顕著だった。

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