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マレーシア医療観光協議会(MHTC)は、2024年、医療ツーリズムで24億リンギ(約748億円)の収益を目指している。
さらにほかの産業への影響を含めると、約96億リンギ(約2990億円)の経済波及効果を見込んでいる。国営ベルナマ通信が1日伝えた。
同協議会のモハメド・アリ・アブ・バカル最高経営責任者(CEO)によると、2023年に医療ツーリズムでマレーシアを訪れた旅行者は100万人を超え、2022年の85万人と比較して15%以上増加。旅行者を国・地域別に見ると、インドネシアからが最も多く全体の70%~80%を占めた。そのほか、バングラデシュ、オーストラリア、日本、香港、フィリピン、シンガポール、韓国、米国、英国からの旅行者も多かったという。
マレーシア政府は、2023年12月より中国とインドからの観光客を対象にビザ免除措置を施行し最大30日間のビザなし滞在を認めており、モハメドCEOは「今年は医療目的でマレーシアを訪れる人がさらに増えるだろう」と話している。