ホームマレーシアニュースペナン国際空港、国内第2の規模へ=拡張に向け入札を公告
ペナン国際空港、国内第2の規模へ=拡張に向け入札を公告

ペナン国際空港、国内第2の規模へ=拡張に向け入札を公告

2024.03.14 経済・現地企業

ペナン国際空港は、2028年を完成とする拡張計画プロジェクトの実施により、マレーシアで第2の規模の空港へと変貌を遂げる見込みだ。

国内の空港運営に携わるマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)は先ごろ、同空港の拡張プロジェクトに関する入札を公告。これには、新しいメインターミナルビル、立体駐車場、および付随建築物、管制塔、マレーシア民間航空局(CAAM)オフィスの建設が含まれる。

新規ターミナルが完成すると、総床面積が現在の5万5,000平方メートルから11万5,000平方メートルに倍増すると説明、これに伴い、同空港の年間旅客処理能力は現在の650万人から1200万人にほぼ倍増する。6つの駐機場と6つのリモート駐機場が追加されることで、民間旅客機の駐機スペースは現在の16機から28機に増える。

拡張計画には、1,700台分の追加駐車スペースを含む新しい立体駐車場の建設が含まれる。現在、同空港には昨年4月にオープンした7階建て駐車場があるが、新たな駐車場が完成すれば収容能力は3,400台まで増加する。

ターミナル拡張の建設工事は2025年第3四半期に開始し、目標とする完成期日は2028年第2四半期ごろとなる見込み。

ペナン州のチョウ・コン・ヨウ首相は、「州政府は連邦政府に6年以上にわたり同空港の拡張を要請していた」と説明。内閣は2月21日に同空港の拡張計画を承認した。
 

Tweet Share
マレーシアの投資潜在価値は454億リンギ=首相の独訪問で
ラマダン中の鶏肉供給は十分=同業者団体

Mtown公式SNSをフォロー

関連メディア