関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
ペナン国際空港は、2028年を完成とする拡張計画プロジェクトの実施により、マレーシアで第2の規模の空港へと変貌を遂げる見込みだ。
国内の空港運営に携わるマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)は先ごろ、同空港の拡張プロジェクトに関する入札を公告。これには、新しいメインターミナルビル、立体駐車場、および付随建築物、管制塔、マレーシア民間航空局(CAAM)オフィスの建設が含まれる。
新規ターミナルが完成すると、総床面積が現在の5万5,000平方メートルから11万5,000平方メートルに倍増すると説明、これに伴い、同空港の年間旅客処理能力は現在の650万人から1200万人にほぼ倍増する。6つの駐機場と6つのリモート駐機場が追加されることで、民間旅客機の駐機スペースは現在の16機から28機に増える。
拡張計画には、1,700台分の追加駐車スペースを含む新しい立体駐車場の建設が含まれる。現在、同空港には昨年4月にオープンした7階建て駐車場があるが、新たな駐車場が完成すれば収容能力は3,400台まで増加する。
ターミナル拡張の建設工事は2025年第3四半期に開始し、目標とする完成期日は2028年第2四半期ごろとなる見込み。
ペナン州のチョウ・コン・ヨウ首相は、「州政府は連邦政府に6年以上にわたり同空港の拡張を要請していた」と説明。内閣は2月21日に同空港の拡張計画を承認した。