インフレ率、2月は1.8%上昇

マレーシア統計局（DOSM）が3月25日発表した2024年2月の消費者物価指数（2015年＝100）は、132.1となり、前年同月比1.8%上昇した。

この2月のインフレ率の上昇は、特に「住宅、水道、電気、ガス・その他の燃料」が2.7%、「レクリエーション、スポーツ・文化」が1.6%、および交通が1.2%上昇したものによる。

「住宅、水道、電気、ガス・その他の燃料」の増加は、主にサブ指数「住宅に関連する雑多なサービスと水供給」が29.7%上昇したものによる。

全体のCPIウェイトの29.8%を占める「食品・飲料」は、1.9%のゆるやかな上昇にとどまった。

変動が激しい食品とエネルギーの価格を除外したコアインフレ率は2024年2月に1月と同じく前年同月比1.8%上昇した。これは、食品・飲料とレストラン＆宿泊サービスがそれぞれ3.1%と2.9%の増加を記録したことに起因する。