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マレーシア統計局(DOSM)が3月25日発表した1月の景気動向指数(2015年=100)統計によると、経済指標の最新動向を示す先行指数(LI)が108.5ポイントから112.0ポイントへと前年同月比3.2%上昇し、継続的な上昇傾向を保った。
この増加は、「新規登録企業数の大幅な増加」(48.0%)と「基礎貴金属およびその他の非鉄金属の実質輸入」の増加(39.2%)によって主に支えられている。前月比でみると、LIは前月の0.3%から1.6%へ改善。これは「基礎貴金属およびその他の非鉄金属の実質輸入」が0.7%上昇したことに起因する。
2024年1月の長期平滑化トレンドにおいて、LIは100.0ポイントのトレンドを下回ってはいるが、外部貿易の回復に伴い、近い将来に経済成長がより良くなるという予測がなされている。
現在の経済状況を鑑みた一致指数(CI)は前年同月比3.2%上昇。2021年9月以降、好調な成長を続けている。この増加は、すべての構成要素の好調なパフォーマンスによるもの。CIを前月比でみるとマイナス0.2%からプラス0.2%へと好転し、これは鉱工業生産と製造業の設備稼働率の向上が寄与している。
業況判断指数(DI)のうち、LIは57.1%に達し、前月の42.9%よりも改善。一方、CIは50.0%に低下し、前月の66.7%と比較して下降しているものの、業況の良し悪しを図る分水嶺である50%を越えている。