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格安航空会社(LCC)エアアジアは、複数の航空事業会社を統合する新たな企業設立で運営を簡素化する機構改革を目指すこととなった。4月25日の発表によると、改革にかかる費用は総額68億リンギ。中長距離運航会社のエアアジアXが、持株会社のキャピタルAからエアアジア・アビエーション・グループおよびエアアジアのマレーシア会社を取得する。この合併が終了したら、エアアジアXは上場廃止となり、一方で新統合会社となる「エアアジア・グループ」として上場される。
この機構改革の一環で新設される格好となる「エアアジア・グループ」は、マレーシア証券取引所(ブルサ・マレーシア)の承認を待って、10億リンギを調達するための第三者割当を実施するもようだ。
調達資金は新型機材と保修部品の購入、既存債務の返済、および一般的な運転資金などに充てられる。
この戦略的再編により、キャピタルAは「非航空事業すべてを管理する持株会社」となり、航空ユニットに関連する負債を解消する。また、キャピタルAは、パンデミック以降、急成長を遂げたオンライン旅行プラットフォーム「Move」と物流会社「Teleport」を含む非航空事業ユニットの上場も将来的に計画している。