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ロスラン・アブドゥル・ラーマン観光芸術文化省(MOTAC)事務次官は、ウズベキスタンのヒバ(KHIVA)で開かれたイスラム協力機構(OIC)加盟国による第12回イスラム観光大臣会議(ICTM12)の席上、イスラム教徒(ムスリム)観光市場の成長に向け、「持続可能性、レジリエンス、公平性を優先する包括的なアプローチが重要」との見解を述べた。
ロスラン氏は5月31日から6月2日までOICが主催したICTM12に、MOTACの代表団を率いて参加していた。
同氏は、「ムスリム観光のマーケットは近年大幅に成長している」とした上で、「宗教的信念と慣習を尊重する目的地やサービスを求めるムスリム旅行者の増加によって牽引されている」との見方を示した。
世界には約20億人のムスリムがおり、ムスリム観光のマーケットは観光業界における新たで重要なセグメントを形成している。これは、OIC加盟国にとって、観光供給チェーンにおいてムスリムフレンドリーな商品やサービスに対する需要の高まりを満たすための戦略的な利点といえる。