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世界銀行によると、セランゴール州が新たな「高所得地域」として認定された。セランゴール州の1人当たり国民総所得(GNI)で「高所得の閾値」である14,000米ドルを超え、14,291米ドルに達したという。
高所得の閾値を超えている地域(州)は国内に4カ所あり、クアラルンプール(29,967米ドル)、ラブアン島(19,117米ドル)、ペナン州(16,600米ドル)、サラワク州(16,560米ドル)となっている。
マレーシアは2030年までに高所得国の地位に到達する見込みとされるが、これはリンギと米ドルの為替レートに依存する。マレーシアは依然として上位中所得国のカテゴリーに属しているが、リンギ対米ドルの為替レートが1米ドルあたり約4.7リンギで維持され、GDP成長率が年4%の成長、長期的なインフレ率が約2%である場合、2030年までに高所得国の地位に到達する、との試算もある。
マレーシア全体の1人当たりGNIは2022年の11,830米ドルから2023年7月には11,970米ドルにわずかに増加したが、それでも高所得レベルに到達するには2,035米ドル不足している。