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マレーシアの公式通貨リンギ(通貨記号RM、リンギットとも表記)は今の四半期(7~9月)、米ドルに対して12%以上上昇し、新興市場の通貨の中で最も良いパフォーマンスを示している。米国との金利差の縮小、貿易の改善、魅力的な資産評価がリンギのさらなる強化を後押しする可能性さえある。
中央銀行のバンク・ネガラ・マレーシア(BNM)は、米国等に追随せず金利を現状維持する可能性が高いため、リンギは1973年以来最高となる「四半期」を迎える中で、その上昇をさらに続けると見られている。
堅調な経済成長と、政府が一部の燃料補助金を撤廃する場合には消費者物価が上昇する可能性もあり、他国の中央銀行が金利を下げ、借入コストを引き下げ始める中でも、BNMは2025年まで金利を据え置く可能性がある。さらに、外国人投資家の資金流入もリンギ高の傾向を支えるだろう。