東海岸鉄道の工事進捗、全体で73％近くに

クランバレーと東海岸を結ぶ新しい鉄道路線である東海岸鉄道（ECRL）プロジェクトは、9月時点で進捗率は72.93％に達した。アンソニー・ローク運輸相が10月9日、明らかにした。

現状の工事進捗は順調で、コタバルからゴンバック統合輸送ターミナル間の工事は2026年12月に完了予定だという。一方、ゴンバックからポートクランまでの鉄道は2027年12月に完成する見込み。

ローク運輸相は「トレンガヌ州では、同期間中に87.4％という最高進捗率を記録した」と説明。このペースはセランゴール州、ケランタン州、パハン州を上回っている。その上で「このような進展であれば、工事はスケジュール通りに進むと確信している」と期待感を示す。予定では、コタバルとゴンバック間の列車運行は2027年1月1日に開始されることになっている。

また、トレンガヌ州が来月モンスーンシーズンに入ることで、665キロに及ぶECRL建設プロジェクトが影響を受けるかどうかについて質問されたローク運輸相は「MRLおよび中国交通建設公司（CCCC）によって既に考慮されている」と説明している。