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10月18日から、外国発行のVisaデビットカードおよびクレジットカードを利用したマレーシア国内にある電子マネーやプリペイドサービスへのトップアップ(チャージ)に関する新たな規制が施行され、国外発行のVisaカードによる、電子マネーやプリペイドサービスへのチャージが不可能となった。今回の規制は、マレーシアの金融環境における不正防止や規制遵守の強化を目的としている可能性がある。マレーシア滞在中に問題なく資金を管理できるよう、現地で発行されたカードや銀行口座を利用するなど、代替手段を事前に検討することが推奨される。
今回の制限は、例えば、Touch 'n GoやBoost、GrabPayといった電子決済サービスに対し、外国発行のVisaカードを用いたトップアップを対象としている。一方、商品やサービスの購入、ホテル予約、交通機関の利用など、通常の支払いに関しては、外国発行のVisaカードでも引き続き利用可能だ。
この規制がGrabPayにも適用されたことで、配車アプリ最大手Grabを外国人が利用する際に面倒が生じている。外国発行のVisaカードを使用してGrabPayウォレットにチャージすることはできなくなったためだ。なお、Mtownがこれまでに調査したところでは、Grabを利用する際、「支払い方法」として「VISAカード」を選ぶことで若干の手数料(3%)は乗るものの、引き続き使うことができる。また、マスターカードなど別ブランドのクレジットカード等によるトップアップ(チャージ)は引き続き可能だ。
しかし、ウォレット内にある残高を使ったサービスの利用や、商品購入には影響がない。