ファイアフライ、ジェット機飛行を復活-2021/05/05
2021.05.05 経済・現地企業マレーシア航空グループ(MAG)子会社のファイアフライ(Firefly)は5月3日朝、ペナン国際空港からジョホール・バルのセナイ国際空港に向け、ジェット機による旅客輸送再開に向けたテスト飛行を行った・
ファイアフライはこれまで、ATR-72というターボプロップ(プロペラ)機を使って運航していたが、ジェット機による運航は2011年に一時行われていたが、短期間で終了していた。今回投入される機種は米ボーイング製737-800型で、元々マレーシア航空で使われていた機材を使用している。
ファイアフライによると、今後ジェット機を10機程度まで増やし、ペナン以外の国内各地、ASEAN各地、そしてアジア太平洋各地へとネットワークを広げる計画があるという。
国家安全保障会議(NSC)はこれまでに、ラマダン明けの断食明け大祭(ハリラヤ)に高等教育機関の学生は帰宅可能とするとの発表を行なっている。ファイアフライのジェット機がこうした学生の帰省需要に応える格好になるとみられる。