保健相 100日以内にSOPを改定・統合-2021/09/10
2021.09.10 コロナカイリ・ジャマルディン保健相は9月9日、向こう100日以内に現在の標準運用手順(SOP)をシンプルでわかりやすいものにまとめて改定すると述べた。
国家安全保障協議会や財務省、通信・マルチメディア省と協力して内容をまとめる。
同相は「現在のSOPは山のようなページ数になっており、複雑で理解しにくい」と指摘。エンデミックに移行する中で一般市民がわかりやすいガイドラインにしたい考えを示した。
また、エンデミックの中で新しい生活様式(ニューノーマル)の意識を高め、国民のコンプライアンスを向上させることに重点を置きたいとも語った。
一方、向こう100日以内に感染者向けの「国家検査・追跡政策」を導入するとも言及。濃厚接触者の追跡を自動化してより迅速に特定させていきたい考え。この政策では感染者の検査回数や濃厚接触者の隔離プロセスといった内容を盛り込む。
さらに、これまで精神衛生面での問題が指摘されてきたが、同相は「メンタルヘルスサービス」の認知度向上に向けた取り組みも行うと述べた。
非政府組織(NGO)を含め、メンタルヘルスサービス関連の対応能力を10%以上向上させるよう指示も出したとも説明した。