中銀、政策金利を据え置き=1.75%のまま-2021/09/10
2021.09.10 経済・現地企業中央銀行のバンク・ネガラ・マレーシア(BNM)は9月9日、政策金利を1.75%に据え置いた。
今年のGDP成長率の見通しが先月に引き下げられたため、再び利下げするとの見方も一部で出ていた。
中銀は昨年1年で、コロナ禍の厳しい経済状況から125ベーシスポイントもの利下げを実施している。今回の据え置きの理由について、7月以降のロックダウンにより経済が失速したものの、目下、制限が徐々にながらも緩和されていることから経済への悪影響も減っていくと指摘している。