スランゴール州の6月の失業率4.4％-2021/10/13

スランゴール州の今年6月の失業率が4.4％に達した。州の青少年世代開発・スポーツ・人的資本開発委員会のモハド・カイルディン・オスマン委員長（州閣僚に相当）が10月12日に明らかにした。 同委員長によると、2019年の同州の失業率は2.9％。新型コロナウイルスの感染深刻化で、2020年には4.5％にまで悪化した。今年6月時点では16万5000人が失業しているという。 同州政府は今月23日から12月まで就職キャンペーンを実施。約200社が参加し、2万5000件の求人を募る。同州のインベスト・スランゴール社を通じて、航空宇宙産業を中心にサービス、製造、電子機器などの求人案件を紹介する。このキャンペーンで同州政府は来年の第1四半期までに失業率を3.7％まで改善させたい考えだ。