エアアジアG、9億7450万リンギを資金調達-2021/12/31
2021.12.31 経済・現地企業格安航空会社(LCC)エアアジア・グループは12月29日、9億7450万リンギの調達に成功、グループ全体の資金調達戦略を支援する強力な資本注入を行うと発表した。
同グループは今回の資金調達に当たり、額面0.75リンギの7年償還物のイスラム無担保転換社債(RCUIDS)を発行すると共に、無償割当のワラント債(新株予約権)を設定。既存株主には、AAGB株式6株につきRCUIDS2株とワラント1件を割り当てる。
エアアジア・グループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、「民間航空の歴史において最も困難な2年間だったが、ようやくゴールに手が届くところまで来た」と述べ、「再構築、再出発、より早く回復するためのより良いポジションにいる」と復活への道のりに自信をみせた。