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中国企業が昨年末までに行ったマレーシアでの製造業向け投資は422件に達し、7万3000人の雇用を生み出したという。白天駐マレーシア中国大使が7月8日に開催された「マレーシア・中国アウトルックフォーラム2019」の席上、明らかにした。
同大使は「マレーシアは一帯一路プロジェクトへの支持を示し、大きな恩恵を受けている」と説明。マレーシア国内の製造業に向けた中国企業による投資は過去5年で4倍以上に拡大、3年続けて国別の投資額で最大となっていると話している。
同大使はまた、中国とマレーシアの2国間協力で成功した例として、マレーシアではクアンタン工業団地(MCKIP)が、また中国には欽州工業団地が開かれたとする一方、東海岸鉄道線(ECRL)プロジェクトも再開にこぎ着けたと述べている。さらに世界最大の鉄道車両メーカーである中国中車(CRRC)が運営するペラ州の生産拠点は「東南アジア諸国連合(ASEAN)にある鉄道車両工場は、域内で最高の技術を持つ他、生産能力でも最大」と指摘。さらに自動車メーカー・吉利汽車からの出資を受けたマレーシアの国民車メーカーであるプロトン・ホールディングスは「好調に成果を上げている」と説明している。