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前年から4・4%減少 11月の輸出高

2020.01.16 経済・現地企業

公社(MATRADE)の発表(速報値)によると、2019年11月の輸出高は808億リンギとなり、前年同月比で4・4%、前月比で10・8%それぞれ減少した。  

輸入高は742・6億リンギとなり、前年同月比2・6%のマイナス、前月比1・4%のプラスとなった。貿易高は1440・6億リンギで、前年同期比4・6%、前月比4・4%減った。貿易収支は64・4億リンギの黒字で、264カ月連続。前年同期比で22・1%、前月比で62・2%それぞれ減少した。  

11月の輸出先を国・地域別で見ると、中国がトップとなり、2~4位はシンガポール、米国、日本、香港の順。日本への輸出額は40・4億リンギで前年同月比で16%減少した。原油や金属製品、紙製品、光学機器は増加したが、液化天然ガス(LNG)、木製品、電子・電気(E&E)製品が減少したことが響いた。トップだった中国向け輸出は前年同月比で4・1%のプラス。2位のシンガポールは12・4%のマイナスだったが、2位の米国は6・4%のプラスとなった。  

品目別では、E&Eが274・9億リンギでトップ。これに精油製品、化学製品が続いた。  

輸入は、国・地域別で中国、シンガポール、米国、日本、台湾の順。日本は46・4億リンギで、前年同月比で2・4%増加した。品目別では、E&Eが214・8億リンギでトップ。これに精油製品、化学製品が続いた。  

1~11月の輸出高は8999・2億リンギで、前年同期比で2・1%減。輸入は7741・9億リンギで、同2・9%のマイナスとなった。貿易額全体は1兆6741・1億リンギで、同2%減少した。貿易収支は1247・4億リンギの黒字で、同10・6%増加した。 【アジアインフォネット1月6日付】

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